kuruma tabako 4

昔から禁煙車は高く売れると言われています。

タバコが嫌いな方は、車内にタバコのにおいがするだけでも気分が悪くなってしまうものです。

タバコを吸わない人が中古車を購入するときには、ほぼ間違いなく禁煙車を選ぶに違いありません。

いまは、タバコを吸う人よりも吸わない人の方が圧倒的に多いので、喫煙車であるというだけで売れる確率が下がってしまうことになります。

売れる確率が下がってしまうクルマを買取り業者が高く買う理由はありません。

そのため、喫煙車が査定を受けるときには、かなり不利になってしまうといえます。

タバコを吸わない人の方が多いという事実を考えた場合、禁煙車の買い取り額が高くなるというよりも、むしろ喫煙車がマイナス評価になると考えたほうがいいでしょう。

実際に私が車を売却したときのも、査定の担当者は「喫煙車と禁煙車のどちらであるか」を聞いてきました。

事前にそういうことを聞いてくるということは、車の査定において喫煙車か禁煙車かは査定をするにあたってとても重要なことなのでしょう。

どのくらい査定額に影響するのか具体的な数字は教えてくれませんでしたが、少なくとも1万円以上は違ってくるといったニュアンスに聞こえました。

このときの車の買い取り額は結果的に63万円となり、希望額の60万円よりもやや高かったので、そのままそこで売ることにしました。

後日、この業者の店頭に私が売却した車が並びましたが、「禁煙車」であることをしっかりとアピールしていました。

禁煙車をアピールすることで、より高く売れるのは間違いないようです。

しばらくしてから、別の買い取り業者で働く知人の話を聞く機会があったのですが、喫煙車の場合マイナス5万円程度は査定額に響いてくるとのことでした。

車内のニオイの程度でも違ってくると思いますが、禁煙車にくらべて最低でも3万円は違うようです。

知人の話によれば、タバコのにおいだけでなく、ペット臭もかなりのマイナス査定になってしまうそうです。

ペット臭は、喫煙車よりもさらに減額される可能性が高いとのことなので、将来的に車を高く売る予定があるのならば、なるべくペットを同乗させるのは避けたほうがいいかもしれません。

kuruma kappuru 4

先日、長年乗った車を売却しましたが、車の査定での駆け引きはあまり好きではないので、業者から提示された査定額を受け入れる形でそのまま売却しました。

なかなか忙しくて店まで出向くことができなかったので、近場の買取り業者に出張査定を依頼しました。

何社も呼ぶと一回あたりの時間が掛かって、時間を無駄にする心配があったので、あえて1社限定としました。

この業者の担当さんは話し好きなのか、家に来るなりあれこれと車の状態をヒアリングしてきました。

目の前に車があるのですから、それを見た方が早いと思ったのですが、ヒアリングをするには理由があったようです。

聞かれたことは、通勤に使用しているかどうかという点や一回の乗車時間、乗っている人は誰か、といったようなことです。

その担当さんによると、プロであっても車の状態を見逃すこともあるため、あらかじめヒアリングをして、それを参考にしながら車を見るとのことでした。

確かに、家に来るなりあれこれと話しかけてきたので相当な話好きに違いないと思ったのですが、実際には仕事以外の無駄な話はしない人でした。

その車にはタバコを吸う人を何度も乗せていて、そのことを正直に話したら、彼は少し不安になったようです。

でも、実際にはほとんどタバコのニオイはなかったようです。

車の査定をする人は、こういったオーナーとの話からヒントを得て、査定に役立てるわけですが、話はそこで終わることはありません。

業者に車が引き渡された後、本部での検査が行われ、引渡し前の査定結果と大きく異なることがあるそうです。

いわゆる見逃しというやつですね。

現場での査定を間違えれば、業者は儲けが出ないどころか場合によっては赤字になるかもしれません。

また、事故車であるにもかかわらず、現場の査定で気がつかずにそれが後で判明したときなどには、虚偽の申告ということで査定額を大幅に下げられてしまうこともあります。

もちろん、オーナーさんがウソをいってもプロの査定士であれば、事故車かどうかをかなりの確率で見抜くことができるのですが、ときどきうっかりしてしまうこともあるようです。

そうなってしまうとお互いに不幸なので、そうならないように担当さんはしっかりとヒアリングをするわけですね。

もし、何もしゃべらずに黙々と車のチェックをするような担当さんがいたら、相当な目利きがあるの人か、逆にダメダメな人かのどちらかですね。

kuruma suzuki kei 4

新車を購入するにあたり、今乗っている車の査定を依頼しました。

売却予定の車は10年乗った軽自動車です。

個人的に、軽自動車は普通車とくらべて査定額が低いようなイメージがありました。

ましてや、10年も乗った車ですから、それほど大きな期待はしていませんでした。

査定をお願いしたのは、新車を購入する予定のメーカー系ディーラーと、市内にある数軒の中古車買い取り会社です。

新車購入予定のメーカーも、各市町村の販売店によって査定額が違うという話を聞き、数軒回りました。

ちなみに私が買う予定の車はアクアG’sという、ちょっとスポーティな車なのですが、トヨタでも扱っている販売店が限られているので、複数の販売店を回るのはそれなりに苦労しました。

参照:アクアG’sならではの魅力

いま乗っている車は、年数こそ10年と長いですが、平日に使うことはほとんどなく、走行距離はかなり短いものです。

さらに、車検も残り1年以上ありました。

大人ばかりの家族なので、室内は汚れていないし、事故歴もありません。

私が素人目に見る限り、小さな擦り傷が少しあった程度です。

自分でも、かなりきれいに乗っている車だとの自負はありました。

査定をお願いした会社は、どの会社もかなり詳細にクルマの隅々まで調べていました。

車の査定額を決めるのは、走行距離やボディの傷の有無だけではないようです。

10年乗った車なので、適当に査定されてタダ同然の買取り価格を提示されるものだとばかり思っていたので、車をじっくりと調査してくれている様をみて、少し感動してしまいました。

それぞれの会社が出してくれた査定額は、想像していた金額をはるかに上回りました。

私は勘違いしていたのですが、軽自動車というのは中古車市場において非常に人気があり、むしろ普通車よりも査定においては有利なのだそうです。

これは、本当にうれしい誤算でした。

いくつもの業者に査定をしてもらいましたが、結局一番高い金額を提示してくれたのは、新車購入予定の販売店でした。

やはり購入してもらえるなら、という理由から頑張ってくれたのでしょうか。

一番高い金額を提示した買い取り専門会社より2万円程度高い金額を提示してくれました。

たかが2万円と思うかも知れませんが、私たちサラリーマンが残業をして2万円稼ごうと思ったら大変です。

車は高額商品なので、2万円くらいはどうでもいいと考えがちですが、実際には庶民にとっては大きな金額なのだということをしっかりと認識しないといけないですね。

また、新車購入と古い車の売却が同じ店で済んでしまうことになったので、私としても手間がかからずに済み、本当に助かりました。

Two car mechanics at work in repair garage

中古車の査定において、実際の買取り価格に一番影響するのは車種ですが、その次に大きな影響を与えるのが走行距離です。

同じ車種でなおかつ同じ時期に新車登録した車であっても、走行距離が大きく異なれば査定金額も大きく違ってくることになります。

走行距離が長いということは、それだけ多くの時間その車を使用してきたということになります。

車は機械ですから、多くの時間使用することによって各パーツが徐々に消耗することになり、結果的に商品価値が下がってしまうことになります。

とはいえ、ある距離を境に査定額が突然下がってしまうという性質のものではありません。

たとえば、9万5000kmまではある程度の査定価格がつき、10万キロを超えると一気に査定が下がってしまうという単純な話ではありません。

なぜなら、車の査定においては、使用年数と走行距離のバランスが査定に反映されることになるからです。

たとえば新車で購入してまだ1年にも満たない車が5万キロ走行している場合と、新車購入から5年で5万キロ走行している車を比較した場合、主要部品の消耗度合いが異なります。

同じ5万キロの走行距距離であっても、5年間しっかりとメンテナンスしながら走行した5万キロと、新車で購入してからほとんどメンテナンスなしで1年という短期間に5万キロ走行した自動車では、査定の基準が違ってくるのです。

5年で5万キロであれば標準的な走行距離と判断できますが、1年間で5万キロというのは、かなり過酷な使われ方をしたと判断されるわけです。

また、車種によっては走行距離が多くても査定にそれほど影響がない車と、大きく影響を受ける車種があります。

たとえば、クロスカントリー4WD車のディーゼルエンジンを搭載した車種の場合には、20万キロ走行していても高額で買取りされることも多いです。

こういったクロカン4WDの日本車は、海外などで中古のニーズが高く、日本人ほど走行距離を気にしない海外では飛ぶように売れてしまうからです。

その一方で、軽自動車で20万キロ走行していた場合などは、まともな査定額が提示されることはまずないと考えていいでしょう。

このように、走行距離と査定額というものは、さまざまな条件によって相対的に決まるものなのです。

minika-dentaku

自動車を買取りする専門の店が、最近とても増えてきました。

地方都市の主要国道沿いには、自動車買取り専門店が何軒も並んで出店しているというエリアも珍しくないでしょう。

かつては、買い替えなどでもう乗らなくなった愛車は、ディーラーなどに下取りに出すのが一般的でした。

しかし、ディーラーとは違う独自のルートや査定基準での高価買取が評判になり、あっと言う間に買取り専門店が増えていきました。

確かに、ディーラーの下取りとくらべると、別の店で手続きをしなければならいので多少の手間はかかりますが、やはりそれ以上に提示される買取り価格に魅力があるということなのでしょう。

車の買取り専門店では、提示された買取り価格に自分が納得できれば、すぐその場で契約成立となります。

基本的には、車をそのまま買い取り店に残し、提示された査定金額を銀行口座に振り込んでもらったり、店舗によっては現金で受け取る形になります。

ただし、新しい車がまだ納車になっていないのに、古い車を手放してしまうというのは不便が生じるため、最近では新車の納車日まで車の引き渡しを待ってくれる買取り店も多くなっているようです。

この車買取り専門店のスタイルは、従来当たり前だった自動車の下取りとは概念が大きく異なります。

下取りの場合には、その店で新たに車を購入するというのが大前提となります。

新たに購入をする車の購入価格と、手放す愛車の査定金額を相殺して不足分をローンや現金で支払うことになります。

買取り専門業者の場合は、新たに自動車を購入することが前提となっておりません。

そのため、車の必要のない都市部への転勤が決まった場合など、クルマを処分するのにとても重宝します。

そして手放した車の売却代金が、手続き当日か遅くとも翌日にはそのまま受け取れるというのも大きな魅力といえるでしょう。

もう乗らなくなった車を現金化できるとい点が、ディーラー査定にはない大きな特徴といえるでしょう。

また、こういった買取り店が増えてきたことにより、ディーラーの下取り額もかつてにくらべてだいぶ高くなりつつあるようです。

このように業者同士が競争をすることで、結果的に買取り価格の向上やサービスの向上につながるのであれば、私たち消費者にとってはとても喜ばしいことだと思います。