中古車売却で失敗したケースと良かったケース

kuruma ryoushuusho 4

私が初めて車を購入してから、かれこれ36年ほどたちます。

通勤やレジャーで毎日のように使用しているため、毎年約2万キロ走行してしまいます。

中古車で走行距離の少ないものを購入し、2~3年乗って、9万キロを越えたあたりで売却をするということを繰り返してきました。

そのため、これまでに売却をした車の数は15台ほどになります。

車を売却するにあたってはさまざまな経験をしてきたわけですが、良い売却ができたと思えるケースとこの売却は失敗だったと後悔するケースとがありました。

最も失敗だったと後悔した売却は、10年ほど前に経験しました。

母の知り合いが中古車センターを始めたということで、そこで私の車を下取りしてもらって中古車を購入することにしたのです。

まだまだ走れる車にもかかわらず査定額はかなり低く二束三文の金額を提示されたのですが、母が相手に損はさせられないというので、納得いかないまましぶしぶ契約書にハンコを押すことになりました。

しかも、信じられないことに、下取り車の名義変更手続をきちんとしないで処分してしまったようで、私のところに売った車の自動車税の課税請求が届いたのです。

あげくの果てには、税金支払滞納による財産差押えの文書まで届くようになりました。

このときは、本当に困り果てました。

中古車センターを開店したばかりで仕事に慣れていないというのはわかりますが、いくらなんでもこれはひどすぎです。

良い売却ができたと思えた事例は、、車の買い取り専門店に数軒持ち込んで、それぞれが提示する価格の中から最も高い価格で売ることができたときです。

車を手放すのであれば、買取りの価格は高い方がいいと誰もが思うことでしょう。

売った車の売却代金を次の車を買うための資金にする人が多いはずですので、売却代金は高いにこしたことはありません。

買取り店ならばどこに行っても査定は同じだろうと思ったら大間違いです。

実際にやってみると、お店によって驚くほど買取り価格に差が出ることがあります。

これまで、15台もの車を売却してきた私が言うのだから間違いありません。

車を売るときには、少々手間はかかりますが、面倒くさがらずに自分でしっかりと行動し、少しでも条件の良いところを探すのが得策といえます。